2026.08.15
【仙台市青葉区 軒先が腐食したスレート屋根の無料診断を実施!】 みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台北店の兵藤です! 仙台市青葉区にお住まいのみなさん、ご自宅の「軒先(のきさき=雨樋のすぐ上の屋根の先端)」を下から見上げたことはありますか? 「屋根の真ん中はキレイに見…
ここ仙台市太白区でも、築年数が経過したお宅や車庫、倉庫などでよく見かける「瓦棒(かわらぼう)屋根」。いわゆるトタン屋根の一種で、縦に規則正しく棒が並んでいるのが特徴の屋根材です。そんな瓦棒屋根のメンテナンス方法として、近年非常に多くのご依頼をいただくのが、古い屋根を剥がさずに上から新しい金属屋根を重ねる「カバー工法(重ね葺き)」です。
このカバー工事をご提案する際、お客様からこのようなご質問をいただくことがあります。 「古い屋根の上に新しい屋根を被せるなら、古い屋根がそのまま防水代わりになるんじゃないの?」 「わざわざその間に防水シート(ルーフィング)を敷く必要はあるの?」
一見すると二重になって無駄に思えるかもしれませんが、実はこの「間に敷く防水シート」こそが、リフォーム後の屋根の寿命を左右する命綱なのです。今回は、瓦棒屋根のカバー工事において、なぜ防水シートの敷設が絶対に欠かせないのか、プロの視点から3つの決定的な理由を詳しく解説します。
《屋根カバー工法のメリットとは?費用相場や適した屋根材を厳選してご紹介!》
現代の屋根カバー工事では「ガルバリウム鋼板」や、さらに耐久性を高めた「SGL」といった最先端の金属屋根材を使用するのが一般的です。これらの金属屋根は非常に軽くて優秀な建材ですが、金属である以上「熱を伝えやすい(熱伝導率が高い)」という避けて通れない性質を持っています。
冬場の厳しい寒さや梅雨時期のジメジメした気候の際、外気と屋根裏(天井裏)の温度差によって、新しく葺いた金属屋根の裏側(内側)には高確率で結露が発生します。 もし、古い屋根と新しい屋根の間に防水シートが敷かれていないと、この結露水がそのままダイレクトに下の古い瓦棒屋根へと滴り落ちてしまいます。
カバー工法で密閉された空間は風通しが悪いため、一度落ちた水分はなかなか乾きません。水分が溜まり続けることで古い屋根のサビが急速に進行し、最終的には屋根を支える木造の下地(野地板や垂木)まで腐らせてしまう原因になります。防水シートを間に挟むことで、この結露水を確実にシャットアウトし、大切な木材を湿気から守る役割を果たしています。
「新しい屋根を完璧に施工すれば、そもそも雨水なんて入らないのでは?」と思われるかもしれません。確かに私たち職人は雨水が入らないよう万全の施工をいたします。しかし、近年の台風の大型化やゲリラ豪雨、激しい突風を伴う大雨など、日本の過酷な自然環境を考慮すると「100%絶対に雨水が入らない屋根」を何十年も維持するのは非常に困難です。
激しい突風を伴う大雨の際、雨水が重力に逆らって下から上へと吹き上がり、金属屋根のわずかな隙間や継ぎ目(ハゼ締め部分など)から侵入してくるケースがあります。また、長年の経年劣化によってコーキングが痩せてできた隙間から水が回ることもあります。
そんな時、屋根材の下に防水シートがしっかりと敷き詰められていれば、屋根材を突破してきた雨水を下地まで通さずに、シートの表面を滑らせてそのまま軒先(雨樋)へと安全に排出することができます。 建築の世界では、屋根材自体を「一次防水」、その下の防水シートを「二次防水」と呼びます。この二段構えの防水構造があって初めて、雨漏りのない安心な暮らしが成り立っているのです。
3つ目は、金属屋根ならではの専門的な理由です。 既存の古い瓦棒屋根の多くは、昔ながらの「トタン(亜鉛めっき鋼板)」でできています。一方で、新しく上に被せるのは「ガルバリウム鋼板(またはSGL)」です。このように、種類の異なる金属同士が直接触れ合った状態で、わずかでも水分が介在すると、「電食(異種金属接触腐食)」という化学反応が起こります。
電食が発生すると、金属の腐食スピードが異常に早まり、新しいはずのガルバリウム鋼板が数年でボロボロになってしまうという最悪の事態を招きかねません。
さらに、古いトタン屋根に発生している赤サビが、接触している新しい屋根に移ってしまう「もらいサビ」のリスクもあります。間に防水シートを敷くことは、古い金属と新しい金属が直接触れ合うのを防ぐ「絶縁材(クッション材)」の役割も兼ねているのです。
ここまで解説した通り、防水シートは「結露防止」「二次防水」「電食防止」という3つの大役を担っています。しかし、実は「瓦棒屋根のカバー工法は、防水シート選びが特に難しい」という側面があります。瓦棒屋根には独特の縦割りの凸凹(芯木)があるため、一般的な新築用ルーフィングでは、作業中に引っかかって破れてしまったり、隙間ができやすかったりするからです。
そのため、当店の施工では、以下のような高品質な防水シートを現場の状況に合わせて選定しています。
改質アスファルトルーフィング(ゴムアス): ゴム成分が含まれており、破れにくく、釘穴をしっかり塞ぐ密閉性があります。
粘着層付き(自着式)ルーフィング: 裏面がシール状になっており、タッカー(ホチキス)を使わずに既存の屋根にピタッと密着するため、隙間からの水回りを完全に防ぎます。
せっかく費用をかけて屋根を新しくしても、見えない防水シートの手抜きや選定ミスがあれば、数年後に大掛かりな再工事が必要になってしまいます。
「我が家の瓦棒屋根、そろそろメンテナンス時期かな?」「雨漏りしているけれどカバー工法はできる?」など、仙台市太白区で屋根の工事をお考えの方は、ぜひ雨漏り診断士の資格を持つ専門店の「街の屋根やさん仙台北店」までお気軽にご相談ください。現地調査からお見積もりまで、丁寧に対応させていただきます!
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