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屋根リフォームの費用相場は?工法・タイミング・安く抑えるコツを徹底解説
屋根リフォームにはどのくらい費用が掛かるのか?
屋根は普段目にする機会が少ないため、劣化に気付かないまま放置してしまうこともあります。
しかし、屋根材のひび割れやズレ、塗膜の劣化などを放置すると、雨漏りや下地の腐食につながり、必要な工事の規模が大きくなる可能性があります。
この記事では、「塗装」「カバー工事」「葺き替え」3種類のリフォーム方法を解説し、それぞれの屋根材や時期に合ったおすすめのリフォーム方法をご紹介します。
これから屋根リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
屋根リフォームってやっぱり必要なの?
屋根は一年を通して厳しい環境にさらされています
住宅の屋根は、日々の暮らしの中ではあまり目にする機会がありません。
しかし、建物の中でも特に厳しい環境にさらされている場所の一つです。
強い紫外線を浴び続けるだけでなく、雨や風、台風、季節によっては雪など、さまざまな自然環境から住まいを守っています。
そのため、屋根材やその表面を保護している塗膜は毎日少しずつダメージを蓄積し、年月の経過とともに確実に劣化が進んでいます。
外壁は日常生活の中でも状態を確認しやすい一方、屋根は地上から細かな状態まで確認することが難しいため、劣化に気付かないまま過ごしてしまうケースも少なくありません。
だからこそ、屋根には定期的なメンテナンスとともに、劣化が激しい場合は、葺き替えやカバー工法などの屋根のリフォームが必要になってきます。」
屋根の劣化を放置すると雨漏りにつながることも
メンテナンスをしないままでいると、雨漏りや台風・地震による被害などのリスクが高くなります。
被害に遭ってしまってから屋根リフォームに踏み切る方も多いのですが、雨漏りや屋根被害で不安な日々を送りたくはないですよね。
屋根の劣化は、単純に屋根材だけの問題とは限りません。
屋根材そのものに問題が生じると、屋根材の下にある防水紙(ルーフィング)などにも負担がかかり、雨水が屋根内部へ入り込むきっかけになることがあります。
建物内部まで被害が広がると補修する範囲も大きくなり、結果としてリフォーム費用が高くなってしまいます。
そのため、気になる症状がある場合は、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
屋根リフォームのメリット
適切なタイミングで屋根リフォームを行うことで、住まいを雨風から守るだけでなく、さまざまなメリットが期待できます。
例えば、屋根の状態に合わせて塗装やカバー工法、葺き替えなどを行うことで、屋根の防水性を維持し、雨漏りのリスクを抑えることにつながります。
また、屋根材や塗料の選び方によっては、遮熱性や断熱性を高めることも可能です。
夏場の屋根から室内へ伝わる熱を抑えることで、室内環境の快適性向上につながる場合があります。
このように屋根リフォームは、単に古くなった屋根を新しくするだけではありません。
建物を保護し、快適な住環境を維持するための大切なメンテナンスと考えることができます。
屋根リフォームのタイミングと見逃せない劣化のサイン
築10年と築20年以上では、必要とするリフォームが変わってきます
屋根リフォームを検討する時期は、使用されている屋根材や現在の劣化状態によって変わります。
「何年経ったら必ずリフォームが必要」と一律に決めることはできません。
そのため、まずは築10年程度を一つの目安として、屋根の点検を検討することをおすすめします。
スレート屋根や金属屋根などでは、表面の塗膜が紫外線や雨風によって徐々に劣化していきます。
一方で、築年数がさらに経過すると、屋根材だけでなく防水紙や下地など屋根内部の状態も確認する必要が出てきます。
そのため、築20~30年程度を迎えた住宅では塗装だけで対応できるのか、カバー工法や葺き替えが必要なのかを含めて、屋根全体の状態を確認することが重要です。
築年数に関係なく確認したい屋根の劣化症状
屋根は築年数だけでなく、目に見える症状からもリフォームの必要性を判断できます。
苔・藻・カビが目立つ
屋根の表面に苔や藻、カビなどが発生している場合、屋根材の表面が水分を含みやすい状態になっている可能性があります。
特に日当たりが悪く湿気がこもりやすい場所では、苔などが発生しやすくなります。
苔があるから必ず雨漏りしているというわけではありません。
ですが目立ってきた場合には、屋根材の種類や状態を含めて専門業者に確認してもらうと安心です。
色あせや塗膜の劣化が見られる
新築時と比べて屋根の色が薄くなったり、表面のツヤがなくなったりしている場合は、紫外線や雨風によって塗膜が劣化している可能性があります。
屋根塗装を行っている住宅では、塗膜の状態を確認することがメンテナンス時期を判断するポイントの一つになります。
ひび割れ・欠け・ズレがある
スレートなどの屋根材にひび割れや欠けが発生していたり、屋根材の位置がズレていたりする場合は注意が必要です。
こうした破損は雨水が入り込む原因となるだけでなく、強風や台風によってさらに被害が広がる可能性があります。
タイミングとしては、台風や強風の後に屋根材のズレや破損がないか確認することが重要です。
ただし、屋根に上がって自分で確認するのは非常に危険です。
地上から確認できる範囲で異常がないかを確認し、気になる症状があれば専門業者へ点検を依頼しましょう。
天井や壁に雨漏りの跡がある
室内の天井や壁に雨染みや黒ずみなどが現れている場合は、すでに建物内部へ雨水が浸入している可能性があります。
雨漏りは屋根だけが原因とは限らず、外壁やベランダ、サッシなどさまざまな場所から発生します。
そのため、室内に雨漏りの跡を見つけた場合には原因を特定するための調査が必要です。
雨漏りを発見した場合は、症状が軽いうちに専門業者へ相談することが大切です。
【工法別】屋根リフォームの特徴や費用相場・施工事例
ここでは代表的な屋根リフォームとして、屋根塗装、屋根葺き替え、屋根カバー工法の3種類をご紹介します。
※この項目でご紹介する費用相場は、約30坪(屋根面積が60㎡)程度の一戸建て住宅での工事を想定した金額(足場代を含む)となっております。
| アスベスト含有の可能性がある主な建材 | |||
|---|---|---|---|
| 工法 | 向いている屋根の目安 | 費用相場※ | 特徴 |
| 屋根塗装 | 築10年程度~ 大きな問題がない |
40万~60万円 程度 |
既存屋根を活かして表面を保護 |
| 屋根カバー 工法 |
築20~30年程度 下地が健全 |
100万~150万円 程度 |
既存屋根の上から新しい屋根を施工 |
| 屋根葺き替え | 下地まで劣化 カバーできない 瓦屋根など |
110万~220万円 程度 |
既存屋根を撤去して新しい屋根へ交換 |
※約30坪(屋根面積60㎡)程度、一戸建て住宅を想定。足場代を含む。
屋根塗装
☑ 雨漏りなどの重大な問題が起こっていない屋
☑ 費用相場:税込40万~60万円程度
屋根塗装の特徴とメリット
屋根塗装は既存の屋根材を高圧洗浄などで清掃し、下塗り・中塗り・上塗りなどを行って表面を保護する方法です。
スレート、金属、セメント瓦などの屋根材は元々塗装されています。
これは色付けのためでもありますが、屋根材を保護するためでもあるのです。
しかし、屋根材を保護する塗膜が劣化すると、雨水を吸水したスレートがもろくなったり、金属屋根に錆が広がりやすくなってしまったりするのです。
屋根材そのものを交換する工事ではないため、比較的費用を抑えやすく、工期も短くできることがメリットです。
屋根塗装のデメリットや注意点
あくまで表面の保護コーティングであるため、すでに防水シートや下地木材まで水が回ってしまっている屋根には施工できません。
また、塗料の耐用年数に合わせて定期的に再塗装を繰り返す必要があります。
屋根材にはそれぞれ耐用年数がありますが、その耐用年数に到達するまで維持し続けるためには、再塗装というメンテナンスが必要なのです。
屋根塗装の施工事例をご紹介
棟板金の補修に併せ苔の生えたスレート屋根を塗装

建坪 約48坪 築年数 18年 施工期間 8日間 費用 71.5万円
強風時に屋根から異音がするとのことで点検に伺うと、頂部の棟板金が緩んでいました。
また、屋根材であるスレートもすっかり色落ちし苔が生えている状態でした。
このままだと屋根材のダメージは進む一方です。
棟板金の補修と同時に、一部のスレートの差し替えと全体の塗り替えリフォームをご提案いたしました。
スレートの劣化が進んでいましたので、それをカバーし補強するエポキシ樹脂系下塗り材を使用、上塗りには遮熱効果のある塗料を使いました。
3階建てで太陽光を浴びやすい屋根ですが、今後の室内気温改善も期待できます。
屋根カバー工法
☑ 大きな破損などなく野地板が丈夫な屋根
☑ 費用相場:税込100万~150万円程度
屋根カバー工法の特徴とメリット
屋根カバー工法は、既存の屋根を基本的に撤去せず、その上から新しい屋根を施工する方法です。
一般的には既存屋根の状態を確認したうえで防水シートを施工し、その上に新しい屋根材を重ねていきます。
屋根カバー工法は既存の屋根材をそのまま下地として使用するため、葺き替えと比べて解体・処分にかかる費用や工期を抑えやすいメリットがあります。
葺き替えより工事費用を安くできるため、予算を抑えたい方には適しています。
また、屋根が二重になることで、屋根材の種類や施工方法によっては断熱性や遮音性の向上が期待できる場合もあります。
屋根カバー工法のデメリットと注意点
一方で、既存屋根の上に新しい屋根を重ねるため、屋根全体の重量は増加します。
そのため、下地の野地板が健全な状態でなければ、いくら上に新しい屋根材を葺いても長持ちしません。
カバー工法を検討する場合は、必ず下地が劣化していないかを確認する必要があります。
屋根カバー工法の施工事例をご紹介
塗装できない屋根材パミールをガルバリウムでカバー工事

建坪 約27坪 築年数 22年 施工期間 8日間 費用 140万円
ご近所の方から「屋根が剥がれてない?」と言われて、リフォームを検討されたそうです。
こちらの屋根材はパミールという製品で、劣化すると写真のように特徴的な剥がれを起こします。
塗装をしてもやはり剥がれてしまうこと、築20年以上経っていることからカバー工法をご案内いたしました。
上から重ねるカバー工法では現在の屋根を平坦にしておく必要があるので、棟板金などの部材のみ撤去、今の屋根材の上からまずは新しい防水紙を敷いていきます。
これで元の屋根に劣化による問題があったとしても、簡単に雨水が浸入することはありません。
新しい屋根材は金属です。
遮熱顔料塗布、断熱材入りのガルバリウム鋼板屋根材で、金属による暑さも抑えられます。
ボロボロとはがれていた屋根が綺麗に仕上がり「予想以上の出来栄え」とのお声をいただけました。
屋根葺き替え
☑ カバー工事出来ない瓦屋根
☑ 下地までダメージがある屋根
☑ 費用相場:税込110万~220万円程度
屋根葺き替え工事の特徴とメリット
屋根葺き替えは既存の屋根材を撤去し、新しい屋根材へ交換する工法です。
屋根材を取り外すため、屋根材の下にある防水紙や野地板などの状態も確認しやすく、必要に応じて下地の補修や交換を行えます。
屋根材にも寿命はありますが、下地である野地板と防水シートの耐用年数が20~30年であることから、そのタイミングで葺き替えが必要になってきます。
カバー工法と比較すると費用や工期がかかりやすい一方、屋根の内部まで確認しながらリフォームできることが大きなメリットです。
また、重い瓦から軽量な金属屋根などへ変更することで屋根の軽量化を図るリフォームも可能です。
屋根葺き替え工事のデメリットと注意点
既存屋根の撤去・処分が必要になるため、カバー工法よりも費用が高くなる点には注意が必要です。
必ず現地調査を行った上で、正確な見積書を提出してもらうようにしてください。
また、2004年以前の建物であれば、スレートにアスベストが混入しているケースがあります。
アスベストの撤去はノンアスベストのスレートよりも高額になりますので、予算オーバーする場合はカバー工法を選択し、費用を抑えることもあります。
ただし、アスベストの根本的な問題の解決にならないので、その家の課題としては先々に残ります。
令和4年4月1日より、建築物等の解体・改修工事を行う施工業者は、大気汚染防止法に基づき石綿(アスベスト)含有建材有無の事前調査結果を都道府県等に報告することが義務づけられています。
街の屋根やさんでは、基準に則った正しい調査・報告を実施しております。
スレートからスレートへの葺き替えは可能です
屋根の軽量化が葺き替え工事の大きなメリットではありますが、逆に現在よりも重量が増える屋根材への葺き替えはできません。
同等か、それより軽い屋根材をお選びいただくことになります。
長く住んできたスレート屋根での雰囲気を変えたくないという場合には、再びスレート屋根材を使用した葺き替えを行うことは可能です。
屋根葺き替えの施工事例をご紹介
雨漏りのあるセメント瓦屋根を葺き替えリフォーム

建坪 約18坪 築年数 40年 施工期間 6日間 費用 150万円
老朽化で雨漏りにも悩まされているというセメント瓦の屋根です。
今後の地震や台風などのことも考えて、軽量な金属屋根材での葺き替えとなりました。
元々の野地板はバラ板といって、通気性を考慮し、細い板を隙間を開けながら施工したものです。
しかしそれでは耐久性に不安があるため、上から合板を増し貼りし強化しました。
新しい屋根材である金属製屋根はとても軽いので、それでも全体の重さとしては4分の1から5分の1程度になるはずです。
雨漏りが解消されただけでなく、落ち着いたカラーで和の雰囲気を残しつつスタイリッシュに仕上がりました。
部分的な修理で対応できるケースもあります
屋根に不具合が見つかったからといって、必ずしも屋根全体をリフォームする必要があるとは限りません。
劣化している範囲が限定的であれば、部分的な補修によって対応できるケースもあります。
例えば、棟板金の補修や交換、漆喰の補修などが挙げられます。
| 棟板金交換工事 | 税込154,000円〜275,000円 |
| 漆喰詰め直し工事 | 税込88,000円〜330,000円 |
| 棟の取り直し工事 | 税込99,000円〜660,000円 |
これらはあくまで部分補修の費用目安です。
実際の費用は、劣化状況や施工範囲、使用する材料などによって変わります。
また、屋根工事では安全のために足場を設置することがあり、部分的な補修でも足場代や諸経費などが別途必要になる場合があります。
そのため、「小さな破損だから費用もわずか」とは限りません。
まずは専門業者に屋根の状態を確認してもらい、部分補修で済むのか、屋根全体のリフォームを検討すべきなのかを判断することが大切です。
屋根リフォームの費用を抑える3つのポイント
屋根リフォームは工事内容によってまとまった費用が必要になるため、できるだけ無駄な出費を抑えたいと考える方も多いでしょう。
そこで、屋根リフォームの品質を保ちながら費用負担を抑えるための3つのポイントをご紹介します。
ポイント①:外壁工事と同時に行う
屋根リフォームでは職人の安全を確保し、塗装時には塗料や水洗いの飛散を防ぐためにも足場を設置する必要があります。
一般的な戸建て住宅の場合、足場の組み立てと解体だけで一度につき税込20万〜30万円前後の費用が発生します。
そのため、数年以内に外壁の塗装も検討されているのであれば、屋根リフォームと同じタイミングでまとめて施工するのがおすすめです。
工事を別々に行うと、そのたびに足場を設置する必要があります。
一方、屋根と外壁などを同時に施工すれば、足場を一度で済ませられるため、長期的なメンテナンス費用を抑えやすくなります。
また、屋根と外壁を同時に点検できるため、住まい全体の劣化状況を把握しやすいというメリットもあります。
ポイント②:国や自治体の補助金・助成金を活用する
| 補助金・助成金制度の主なチェックポイント | |||
|---|---|---|---|
| 確認ポイント | 主な内容(条件・特徴) | ||
| 対象工事 | 遮熱・断熱(省エネ)、屋根の軽量化(耐震)など | ||
| 対象住宅 | 築年数や構造など、住宅ごとの要件を確認 | ||
| 施工業者 | 市区町村内の地元事業者の指定がある場合も | ||
| 補助金額 | 制度や工事内容によって異なる | ||
| 申請時期 | 受付期間・締め切り期限を要確認 ※多くの補助金は工事着工前の申請が必要です |
||
屋根リフォームの内容やお住まいの地域によっては、国や自治体の補助金・助成金制度を利用できる場合があります。
例えば、省エネ性能の向上を目的とした遮熱・断熱リフォームや、住宅の耐震性向上を目的とした屋根の軽量化などが対象となるケースがあります。
ただし、対象となる工事や住宅の条件、補助金額、申請時期などは制度ごとに異なります。
また、自治体によっては地域経済の活性化を目的として、市区町村内に本店や事業所を置く施工業者への依頼を条件としている場合もあります。
ポイント③:自然災害による破損なら火災保険を確認する
台風や強風、大雪などの自然災害によって屋根材が破損した場合、加入している火災保険の補償対象となる可能性があります。
例えば、強風によって棟板金が飛散した、屋根材がめくれた・割れた、飛来物によって屋根が破損したなど、突発的な災害による損傷が対象となることがあります。
ただし、火災保険が適用されるかどうかは契約内容や被害状況によって判断されます。
また、経年劣化による破損は、原則として自然災害による損害とは扱われません。
さらに、保険で認められるのは基本的に被災前の状態へ戻すための修理です。
例えば、災害による破損箇所を修復するだけでなく、屋根全体を新しい屋根材へ変更するなど、性能向上を目的としたリフォーム費用まで補償されるとは限りません。
「保険が使えるから無料で屋根リフォームができる」といった勧誘には注意し、まずは加入している保険会社へ補償内容を確認することが大切です。
後悔しないための屋根リフォーム|塗料と屋根材の選び方
屋根リフォームでは、工事方法だけでなく「どの塗料を使うか」「どの屋根材に交換するか」も重要なポイントです。
価格だけで選ぶのではなく、耐久性やメンテナンス頻度、遮熱性・断熱性、住宅との相性などを総合的に比較することが長く快適に暮らすためのポイントです。
屋根用塗料は耐久性と費用のバランスで選ぶ
屋根塗装に使用される塗料には、シリコン・ラジカル制御型・フッ素などさまざまな種類があります。
一般的には、高耐久な塗料ほど初期費用は高くなる傾向があります。
| 塗料の種類 | 耐用年数 | 塗料の㎡単価目安 |
| アクリル塗料 | 5〜8年程度 | 1,100~1,650円/㎡ |
| ウレタン塗料 | 7年〜10年程度 | 2,000~2,750円/㎡ |
| シリコン塗料 | 10年〜13年程度 | 2,750~3,850円/㎡ |
| ラジカル制御型塗料 | 12年~15年程度 | 3,000~4,000円/㎡ |
| フッ素系塗料 | 15年〜20年程度 | 3,850~5,500円/㎡ |
| 無機塗料 | 20年〜25年程度 | 4,400~5,500円/㎡ |
※金額は税込となります。
※耐用年数・施工単価は製品や施工条件によって異なります。
例えば初期費用だけを重視して安価な塗料を選んでも、短い周期で塗り替えが必要になれば、長期的には工事回数が増えてしまうことがあります。
そのため、「今いくらかかるか」だけではなく、次回のメンテナンスまで何年程度持たせたいかを考えて選ぶことが大切です。
また、遮熱・断熱系塗料についても、製品によって仕組みや効果が異なります。
住まいの立地や屋根の状態、期待する効果を施工業者に相談したうえで選びましょう。
防災性や軽量化を重視した「防災瓦」
近年の瓦には、地震や台風などの自然災害への対策を考えた防災瓦があります。
従来の瓦は施工方法によっては、地震や強風によってズレや落下が生じる可能性がありました。
一方、防災瓦には瓦同士をかみ合わせたり、釘などで固定したりすることで、ズレや飛散を抑える工夫が施されています。
ただし、防災瓦であっても金属屋根などと比べると重量があるため、屋根の軽量化を最優先する場合には他の屋根材も含めて比較する必要があります。
デザイン性と軽量性を兼ね備えた天然石粒付き金属屋根材
金属屋根の中には、ジンカリウム鋼板などの表面に天然石粒をコーティングした製品もあります。
金属屋根ならではの軽量性を活かしながら、天然石粒によって意匠性や耐候性を高めていることが特徴です。
石粒が雨音を吸収・分散するため金属屋根特有の雨音も気になりにくく、塗膜の塗り替えメンテナンスが原則不要なため、将来の手間やコストを大幅に減らせる屋根材として近年の注目を高めています。
まとめ:ご家族や将来のことを考え計画的なリフォームを
屋根リフォームを検討する際は、あと何年我が家を維持したいのかによってもリフォーム方法の選択は変わってきます。
今後10年未満の維持を希望される場合は、塗装や瓦の差し替えなどのメンテナンスで十分です。
しかし、10年以上、15年、20年と長く維持して資産価値を維持したい、子供の代まで引き継ぎたいのであれば、葺き替えやカバー工法を選択することも必要です。
今後のご家族や将来の計画を見据えて屋根リフォームの方法を選択しましょう。
予算が少なくても、リフォームローンや自治体の助成金を上手く活用し、思い通りのリフォームを実現させることも可能なので調べてみましょう。
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