2026.06.21
【大崎市 コロニアル屋根に屋根カバー工事をご検討の方へ】 みなさん、こんにちは!街の屋根やさん仙台北店の兵藤です(^^)/ ・「築年数が15年を超え、コロニアル(スレート)屋根の色あせや割れが気になるようになってきた…」 ・「屋根リフォームの見積もりを取ったら『塗装…
みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台北店の兵藤です!
お住まいのメンテナンスを検討する際、「屋根カバー工法(重ね葺き)」という言葉をよく耳にするかと思います。既存の屋根を剥がさずに新しい金属屋根を被せるため、費用や期間を抑えられる人気の工法ですが、実は仕上がりと寿命を左右する「名脇役」とも言える重要な部材があるのをご存知でしょうか?
それが「改修用スターター」です。
今回は、先日私たちが仙台市太白区でお任せいただいた実際の屋根カバー工事の施工事例をもとに、この「改修用スターター」がなぜ絶対に欠かせないのか、その役割とプロならではの施工のこだわりを分かりやすく解説します!
《屋根カバー工法のメリットとは?費用相場や適した屋根材を厳選してご紹介!》
リフォーム会社から出された見積書に「改修用スターター」や「軒先スターター」という項目が入っているのを見たことがある方も多いかもしれません。
一言で言うと、これは「新しい金属屋根(ガルバリウム鋼板など)の1枚目をガッチリ固定するための、轩先(のきさき)専用の土台役物」です。
カバー工法では、既存の古いスレート屋根などの上から新しい防水シートを敷き、その上に新しい屋根材を「下から上に向かって」噛み合わせながら張っていきます。その記念すべき「1枚目のスタート地点」となるのがこの部材ですm(__)m
主に以下のような2つの重大な役割を持っています。
屋根に吹く強風は、下から上に向かって激しく巻き上げるような力を生み出します。改修用スターターに1枚目の屋根材の裾(すそ)をガッチリとロックさせることで、風が屋根の下に入り込んで一気にお家全体の屋根がめくれ上がってしまうのを防ぎます。
新築時とは異なり、カバー工法では「古い屋根材の厚み」が軒先に存在します。改修用スターターはその段差を綺麗に包み込み、隙間から雨水が吹き込んだり内部へ逆流したりするのをシャットアウトします。
ここで、実際に太白区のお客様宅で行った施工の様子をご紹介します。
今回の現場は、経年劣化により色あせやひび割れが見られたスレート屋根(コロニアル)です。今後のメンテナンス周期や耐久性を考慮し、高耐久なガルバリウム鋼板(SGL)へのカバー工法をご提案させていただきましたm(__)m
まずは既存の屋根の上に、新しく粘着式の防水シート(ルーフィング)を隙間なく敷き詰めていきます。これで一次防水はバッチリです。
続いて、今回の主役である「改修用スターター」を軒先に取り付けます。
写真のように、屋根の先端を包み込むようにして等間隔でしっかりとビス留めしていきます。これが真っ直ぐ、寸分の狂いもなく取り付けられて初めて、その上に乗る新しい屋根材が美しく並ぶことになります。お家の屋根の「基準線」となるのが軒先スターターなのですm(__)m
今回の太白区のお客様宅では、雨樋の交換工事も一緒に行いました(^^)
実は、屋根カバー工法で「雨樋を交換しない」というのは、職人の腕とノウハウが試されるポイントでもあります。なぜなら、古い屋根の上に新しい屋根を重ねるため、軒先が元よりも「高く」「少し前(外側)」にせり出してくるからです。
何も考えずに通常のスターターを取り付けてしまうと、以下のようなトラブルが起きてしまいます。
雨水の飛び越え: 屋根の位置が高くなり前に出るため、雨水が雨樋をスルーして下に落ちてしまう。
物理的な干渉: 雨樋を支える内吊り金具などにスターターが当たってしまい、綺麗に収まらない。
このようなトラブルを防ぐため、私たちは現場の状況(既存の雨樋の種類や勾配、出幅)を考慮します。
場合によっては、水切りの位置を意図的に後ろ(内側)へ引っこませた「セットバックスターター」と呼ばれる専用部材を採用したり、職人が現場で板金をミリ単位で加工(手折り)して、既存の雨樋にマッチする特注スターターを自作して納めます。
今回も雨樋を飛び越えることなく、ゲリラ豪雨でも雨水がしっかり雨樋の芯に落ちる絶妙なクリアランスを確保して仕上げることができました!
「見積もりを安くするために、このスターターっていう部材を省くことはできないの?」と思われる方もいるかもしれません。
結論から言うと、絶対に不可能です。
もし改修用スターターを使わずに施工を強行した場合、以下のような恐ろしい事態を招きます。
1.屋根が1枚目から固定できず、パタパタと浮いてしまう
2.次の台風や爆弾低気圧の際に、下から風が吹き込んで屋根全体が吹き飛ぶ
3.軒先から雨水が回り込み、中の木材(野地板)があっという間に腐って大がかりな雨漏りに繋がる
手抜き工事を行う悪徳業者でない限り、この部材を抜くことはありません。もし見積書に記載がない場合は、「役物(やくもの)一式」の中に含まれているか、単なる記載漏れの可能性がありますので、必ず「軒先のスターターはどうなっていますか?」と業者に確認するようにしましょう。
屋根カバー工法が完了すると、改修用スターター自体は新しい屋根材と雨樋の隙間に隠れてしまい、下からはほとんど見えなくなります。
しかし、この「見えなくなる部分」にどれだけこだわり、丁寧に施工するかが、10年後、20年後にお家を雨漏りから守り続けられるかどうかの決定的な差になります。
街の屋根やさん仙台北店では、事前に屋根の状態を細かくチェックし、一棟一棟の雨樋や軒先の状態に合わせた最適な部材選定と施工を行っています。
・「我が家の屋根もそろそろカバー工法ができるのかな?」
・「他社で見積もりを取ったけれど、この内容で正しいのか不安…」
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