2026.08.10
【仙台市太白区 屋根リフォーム工事の現地調査を実施】 みなさん、こんにちは!街の屋根やさん仙台北店の兵藤です! 先日、仙台市太白区のお客様より「築42年になる自宅の屋根メンテナンスを検討しているが、塗装工事とカバー工法のどちらにするべきか悩んでいる」とご相談をいただき、現地調査に…
みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台北店の兵藤です!
仙台市宮城野区の皆様、こんにちは!塩風や季節の寒暖差を受ける宮城野区のお住まいでは、屋根の定期的なメンテナンスが欠かせません。
「そろそろ屋根の塗り替え時期かな?」と思って業者に見てもらったら、「これは塗装できません」と言われて驚いた…という経験はありませんか?
実は、すべてのスレート屋根が塗装できるわけではありません。状態によっては、塗装してもすぐに剥がれてしまったり、雨漏りの原因になったりするケースがあるのです。
今回は、屋根のプロが現場で実際に確認している「スレート屋根の塗装可否を決める5つの判断基準」と、気になる「塗装とカバー工法の費用・耐久年数の違い」を分かりやすく解説します!
《屋根塗装の流れと必要な日数は?初めての方にお伝えしたい屋根塗装の重要ポイントをご紹介!》
まず最初の基準は、スレート自体の「製造年代(製品の種類)」です。
塗装可能なケース
2000年以前に製造された「アスベスト含有スレート」(丈夫で割れにくい)
2008年以降に製造された「改良型ノビル・ノンアスベストスレート」
塗装できない(おすすめしない)ケース
1990年代後半〜2000年代半ばに製造されたノンアスベスト初期のスレート
代表例:パミール、コロニアルNEO、レードルなど
【ここがポイント】 ノンアスベスト移行期の初期製品は、素材自体の強度が高くありません。表面だけを塗装しても、ベースとなるスレート自体がバリバリと割れたり層状に剥離(層間剥離)してしまうため、塗装は根本的な解決になりません。この場合はカバー工法(重ね葺き)または葺き替えが適切な選択肢となります。
屋根全体の破損状態も重要な判断基準です。
塗装可能なケース
数箇所程度の軽微なひび割れ(コーキングなどで補修した上で塗装可能)
塗装できないケース
屋根全体に無数のひび割れが広がっている
スレートの欠片が多数滑落している・大きく割れている
数枚程度の破損であれば部分補修+塗装で対応できますが、全体的に脆化(ぜいか)している場合は、人が乗って作業するだけでさらに割れてしまうため、塗装工事自体が行えません。
屋根材だけでなく、その下にある「防水シート(ルーフィング)」や野地板(下地木材)の状態も確認します。
塗装可能なケース
表面の塗膜劣化(色あせ・苔・カビ)のみで、室内や屋根裏への雨漏りがない
塗装できないケース
すでに室内へ雨漏りしている
野地板が湿気や水腐れでフカフカしている
塗装はあくまで「屋根材の表面を保護・防水する工事」です。すでに内部へ雨水が侵入している場合、表面を塗るだけでは雨漏りは止まりません。下地のやり直しが必要になるため、カバー工法や葺き替え工事が必要となります。
過去に塗装工事を行ったことがある場合、前回の施工方法が原因で塗装できなくなることがあります。
塗装できるケース
前回の塗装時に「タスペーサー」設置や「縁切り」が正しく行われている
塗装できない(または注意が必要な)ケース
前回の塗装でスレートの隙間が塗料で完全に埋まってしまっている
スレート屋根は、重なり部分に適切な「隙間」がないと、内部に入った水が抜けなくなり、屋根内部の腐食や雨漏りを引き起こします。前回施工時にべったり塗料で固められている場合、削り起こす作業(縁切り)が必要になるか、最悪の場合は塗装不可と判断されることもあります。
屋根自体の状態に加えて、ご自宅にあと何年住み続けるかというライフプランも判断の重要な要素です。
塗装が適しているケース
築10〜15年前後で初回のメンテナンス
あと10年程度維持できれば良いと考えている
カバー工法・葺き替えが適しているケース
築20〜30年以上が経過している
今後20年、30年と長く安心して住み続けたい
屋根工事を検討する際、多くの方が悩まれるのが「費用(施工コスト)」と「将来的な持ち(耐久年数)」のバランスです。それぞれの特徴を一覧表にまとめました。
| 項目 | 屋根塗装工事 | カバー工法(重ね葺き) |
| 工期の目安 | 約7日〜10日 | 約5日〜7日(足場組等含む) |
| 費用相場(30坪程度) | 約40万円 〜 80万円 | 約100万円 〜 150万円 |
| 耐用年数(耐久性) | 約8年 〜 15年 (使用する塗料による) | 約20年 〜 30年 (ガルバリウム鋼板等) |
| こんな場合におすすめ | ・築10〜15年前後の初回メンテナンス ・スレート本体の傷みが少ない ・初期費用を抑えたい | ・築15〜25年以上経過している ・パミールなど塗装不可のスレート ・今後20年以上長持ちさせたい |
| メリット | ・初期工事費用が安く抑えられる ・遮熱塗料などで省エネ効果が期待できる | ・スレートの撤去・処分費がほぼ不要 ・二重屋根になるため遮音性・断熱性が向上 ・将来的なメンテナンス回数を減らせる |
| 注意点・デメリット | ・ひび割れや下地の劣化は根本解決できない ・10年前後ごとに再塗装が必要 | ・塗装に比べて初期費用(イニシャルコスト)が高価 ・屋根が二重になるためわずかに重量が増す |
【ワンポイントアドバイス】
一見すると「塗装のほうが半額近く安くてお得」に見えますが、20年〜30年という長期的なトータルコスト(生涯コスト)で考えると、カバー工法の方がメンテナンス回数が減り、結果的にお得になるケースも少なくありません。今後の住まい方の計画に合わせて最適な工法を選びましょう!
スレート屋根のメンテナンスは、単に「塗ればキレイになる」というものではありません。 状態に合わない塗装工事をしてしまうと、数年で塗膜が剥がれたり雨漏りを招いたりして、結果的に二重の費用がかかってしまうこともあります。
我が家の屋根が「塗装できるのか」「カバー工法が必要なのか」気になった方は、まずは専門知識を持ったプロによる現場調査をおすすめします。
当店では、仙台市宮城野区を中心に屋根の登り点検・ドローン診断・屋根裏チェックを含めた無料診断を行っております。「まずは状態だけ知りたい」という方も、お気軽にご相談ください!
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