2026.05.22
大崎市|雪の重みで歪んだ雨樋の現地調査を実施! みなさん、こんにちは(^^)/ 街の屋根やさん仙台北店の兵藤です! 宮城県大崎市にお住まいの皆様、ご自宅にこんな異変はありませんか? ・「雨の日に樋から水がジャバジャバ溢れている」・「下から見ると、雨樋が外側に開いている気がする」 …
みなさん、こんにちは(^^)/ 街の屋根やさん仙台北店の兵藤です!
お住まいを雨水から守るために欠かせない「雨樋(あまどい)」。普段はあまり目立たない部分ですが、実はスムーズに排水を行うために、非常に繊細な職人技が必要とされる場所です。今回は、仙台市宮城野区のお客様宅で行った雨樋交換工事の様子をご紹介します(^^)
新しい軒樋を支える重要なパーツ「軒樋金具(受け金具)」の設置風景とともに、私たちが一切妥協しない施工のこだわりを3つのポイントに分けてお届けします!
《雨樋とは?種類と形状・素材を一挙解説!修理時に確認したい雨樋基礎知識》
雨樋は一見、地面に対して水平に取り付けられているように見えるかもしれませんが、実は集水器(じょうご)に向かってわずかに傾斜(勾配)がついています。この傾斜が緩すぎると雨水や泥が途中で溜まってしまい、逆に急すぎると見た目の美しさが損なわれたり、雨水が一気に流れすぎて溢れたりしてしまいます。
【雨樋の理想的な勾配】 一般的に 1/200 〜 1/500 とされています。これは、10メートル進むごとに2cm〜5cm下がる傾斜のことです。
今回の宮城野区の現場でも、水上の位置(一番高い場所)と水下の位置(集水器が来る一番低い場所)の高低差をミリ単位で正確に算出し、適切な傾斜を確保して金具を固定していきましたm(__)m
雨樋の金具は、1棟の屋根に対して何十個と並べて設置していきます。しかし、下地(破風板)の微妙な凹凸などによって、ほんの数ミリでも上下に位置がズレてしまうと、そこだけ雨樋が弛んでしまう「ダレ」の原因になります。そこで活躍するのが、写真にある蛍光グリーンの「水糸(みずいと)」です!
端から端までピンと強く糸を張り、すべての金具がこの糸のラインに寸分の狂いもなくぴったり沿うよう、一つひとつ微調整を重ねていきます。このひと手間を惜しまないことで、遠くから見たときの美しさはもちろん、水がスムーズに流れる「ダレのない美しいライン」が完成します。
金具の調整において、高さ(勾配)と同じくらい重要なのが「出(で:破風板から外側への突き出し寸法)」です。 お住まいによって、屋根材(スレートや瓦など)が外側に飛び出している長さは全く異なります。そのため、私たちは現地調査の段階で「屋根材が何センチ出ているか」をミリ単位でしっかりと把握しています。
出が足りない場合 ゲリラ豪雨などの際、屋根を猛スピードで滑ってきた雨水が軒樋を飛び越えて下に落ちてしまいます(オーバーフローの原因)。
出が大きすぎる場合 見た目が悪くなるだけでなく、冬場に雪の重みを受けやすくなり、雪の重みで雨樋が歪んだり破損したりするリスクが高まります。
今回も、屋根から流れてくる雨水の軌道をしっかり計算し、一番確実に雨水を受け止められるベストな出寸法の金具を選定して取り付けました!
一般の一戸建て(約30坪前後)を基準とした、雨樋交換工事の費用相場をプロの視点からわかりやすく解説します。
雨樋の工事費用は、「壊れた一部だけを直す(部分交換)」か、「家全体の雨樋をすべて新しくする(全交換)」かによって大きく異なります。
| 工事の範囲 | 費用相場の目安 | 工期の目安 | 主なケース |
| 部分交換・補修 | 3万〜10万円 | 数時間〜半日 | 台風で一部だけ割れた、継ぎ手(ジョイント)から水が漏れる |
| 全交換(平屋など) | 15万〜30万円 | 1〜2日 | 平屋など、足場を組まずに安全を作業できる場合 |
| 全交換(2階建て以上) | 30万〜60万円 | 2〜4日 | 2階建て以上の住宅で、お住まい全体の雨樋を丸ごと交換する場合 |
⚠️ ここがポイント!「足場費用」について
2階建て以上の高所作業になる場合、安全かつ確実な作業を行うために「足場」を組む必要があります。足場の設置費用はお住まいの大きさによって異なりますが、全体の交換となると上記の総額に足場費用が含まれる、もしくは別途スライドして算出されます。屋根塗装や外壁塗装とタイミングを合わせると、足場費用が1回分浮くため非常にお得です!
本日はあいにくの雨模様でしたが、足元や手元に細心の注意を払いながら、美しく強固な下地(金具設置)を組み上げました!
雨樋の交換は、ただ新しいものに付け替えるだけでは意味がありません。そのお住まいの屋根に合わせて、「勾配」「ダレ防止」「出寸法」のすべてを計算し尽くして初めて、本来の排水性能を100%発揮します。こうした職人の細かな調整技術の有無が、5年後、10年後の耐久性に大きな差を生み出します。雨樋の不具合や歪みを放っておくと、溢れた雨水が外壁を直接濡らし、将来的な雨漏りの原因になることもあります。
「雨の日に樋から水が溢れている」「金具が曲がっている気がする」など、少しでも気になるサインがあれば、街の屋根やさん仙台北店までお気軽にご相談くださいね!
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