2026.07.01
大崎市の冬に潜む盲点!なぜ雪解けの季節だけ「謎の水漏れ」が起きるのか? みなさん、こんにちは(^^)街の屋根やさん仙台北店の兵藤です!大崎市にお住まいの方から、冬から春先にかけてこのような特殊なご相談をいただくことがあります。 「台風やゲリラ豪雨のときは何ともないのに、なぜか雪が…
みなさん、こんにちは!街の屋根やさん仙台北店の兵藤です(^^)/
先日、お客様から「5年前に屋根のカバー工法(重ね葺き)をしたばかりなのに、最近また激しい雨漏りが始まって困っている……」という、本当に切実なSOSをいただきました。せっかく大きな費用をかけて屋根を綺麗にしたのにもかかわらず、わずか5年で再発してしまうなんて、施主様のショックや不安な気持ちは計り知れません。
そこで今回は、雨が降る中、原因を突き止めるために行った「プレハブ住宅(1階屋根と2階外壁の境目付近)」での雨漏り調査の様子を詳しくお届けします!
《雨漏り修理に必要なシーリングやコーキングの種類と使用法》
今回、雨漏りが発生していたのは「1階の金属屋根(カバー工法施工済み)」と「2階の外壁」がぶつかる、「取り合い(接合部)」と呼ばれる部分です。
じっくりと細部まで調査を進めると、意外な事実が判明しました。実は、5年前の屋根工事自体の施工不良ではなく、「プレハブ住宅ならではの構造」に原因があったのです。
プレハブの壁は、屋根材を壁の内部に深く潜り込ませる工法が難しく、どうしても壁の手前で屋根材を立ち上げる形になります。そのため、外壁パネル同士の繋ぎ目(目地コーキング)が経年劣化で切れてしまうと、そこから入った雨水が、5年前に新しく敷いたルーフィング(防水シート)の“裏側(内側)”へと直接回り込んでしまうのです。これでは、どんなに表面の屋根を新しくしていても、雨漏りを防ぐことはできません。
さらに調査を進めると、もう一つ決定的な問題が見つかりました。
雨水をスムーズに外へ逃がすための重要部材である「唐草(水切り板金)」と、外壁との間に、はっきりと目視できるほどの隙間が開いてしまっていたのです。
これだけの隙間があると、風を伴う強い雨が降った際に、雨水がダイレクトに内部へ吹き込んでしまいます。それだけでなく、本来なら唐草を伝って下に落ちるはずの雨水が、毛細管現象や伝い水によって、まるで吸い込まれるように壁の奥へと逆流してしまい、雨漏りをさらに悪化させている状態でした。
雨漏りのメカニズムが特定できましたので、今回は「隙間にコーキングをベタベタ塗って終わり」というその場しのぎの補修ではなく、今後何十年も安心して暮らせる【根本解決プラン】をご提案させていただきました!
まずは現在取り付けてある壁際の雨押え板金を一度取り外し、見えない内部の劣化状況を正確にチェックします。その上で、外壁の繋ぎ目や取り合い部分の古いコーキングを綺麗に撤去し、高耐候のシーリング材を奥までしっかり充填して強固な「一次防水」を作ります。
一次防水を施した上から、今回は雨押え板金を「二重」に設置します。万が一、経年劣化で外側の隙間から水が入り込んだとしても、内側に仕込んだもう一つの雨押え(二次防水)がガッチリと水を受け止め、確実に屋根の上へと受け流す「絶対に漏らさない構造」へと作り替えます。
唐草と外壁の間にできていた隙間は、既製品の部材では綺麗にフィットしません。そこで、当店の職人が現場の寸法に合わせてオーダーメイドでL字型に板金を折り曲げ加工し、隙間をミリ単位で完全にカバーする専用の水切りを新設します。
「5年前に直したばかりなのに……」と深く落ち込まれていた施主様ですが、今回の調査で雨漏りの明確な原因とメカニズムを写真と共にお伝えしたところ、非常にご納得され、ホッとされた安心の表情を見せてくださいました。
建物の構造(特にプレハブや増築部分)によって、雨漏りの原因は本当に千差万別です。大切なのは、表面だけを取り繕うことではなく、「水の通り道を先読みした確実な雨仕舞い(あまじまい)」を行うことです。
「リフォームしたのに雨漏りが止まらない」「プレハブの繋ぎ目から水が染み出してくる」とお悩みの方は、ぜひ一度、雨漏り診断士のいる街の屋根やさん仙台北店までお気軽にご相談ください!
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