2026.10.08
【仙台市泉区 屋根カバー工事前の屋根の様子をご紹介】 こんにちは!「街の屋根やさん仙台北店」の兵藤です(^^)/ 屋根のメンテナンスをご検討される際、「そろそろ塗装で直るかな?」それとも「大掛かりな葺き替えが必要かな?」と迷われる方はとても多いです。特に仙台市泉区をはじめとする宮…
ご自宅の屋根メンテナンスとして近年非常に人気を集めているのが、既存の屋根材を剥がさずに上から新しい屋根を被せる「カバー工法(重ね葺き工事)」です。
今回ご紹介するのは、名取市のお宅で行った既存スレート屋根(コロニアル・カラーベスト)のカバー工法事例です。
カバー工法を行う際、工事が完成してしまうと外からは見えなくなってしまう「下葺き材(ルーフィング/防水シート)」の選択が、実は家全体の寿命や防水性能を左右する最も重要な要素であることをご存じでしょうか?
当店では今回の施工において、最新の機能性ルーフィングである「粘着エコルーフ」を採用いたしました。
「普通のアスファルトルーフィングじゃダメなの?」「粘着エコルーフって何が凄いの?」といった疑問にお答えしながら、プロの目線からその選定理由と性能の違いを分かりやすく解説します。
【屋根カバー工法のメリットとは?費用相場や適した屋根材を厳選してご紹介!】

まずは今回施工を行った名取市の現場概要からご紹介します。
築10年が経ち、表面の塗膜劣化やカビや苔が見られたスレート屋根でした。スレート屋根の改修工事には「塗り替え」「葺き替え」「カバー工法」の大きく3つの選択肢がありますが、今回は既存の屋根材を撤去・処分する費用を大幅に抑えられ、工期も短縮できる「カバー工法」を選択いただきました。
カバー工法の手順は非常にシンプルです。
1.既存の棟板金(屋根のてっぺんの金属パーツ)などを撤去する
2.既存スレート屋根の上に新しい防水シート(ルーフィング)を敷き詰める
3.その上から軽くて頑丈なガルバリウム鋼板などの金属屋根材を張る
一般的な屋根工事で昔から広く使われているのが「アスファルトルーフィング(フェルト)」や「改質アスファルトルーフィング」です。これらと今回使用した「粘着エコルーフ」には、大きく分けて3つの決定的な違いがあります。
通常のアスファルトルーフィングは、建築用の大きなホッチキスの針のようなもの(タッカー)でバチンバチンと屋根下地に打ち付けて固定します。一方、粘着エコルーフはシートの裏面全体が強力な粘着層(シール状)になっています。
タッカーで固定する場合、防水シートに何百箇所もの小さな穴(針穴)を開けることになります。通常は穴から雨が漏れない構造にはなっていますが、経年劣化でシートが痩せてくると針穴が広がり、雨漏りの原因になるリスクがゼロではありません。粘着エコルーフは裏面の粘着剤で直接スレート屋根にピタッと密着するため、固定のための穴を一切開けずに施工が可能です。
通常のアスファルトルーフィングは湿気を通さないため、屋根裏や下地材に溜まった湿気が逃げ場を失い、結露や木材の腐食を引き起こすことがあります。「エコルーフ」などの高機能シートは、外からの水滴はしっかり弾きつつ、内部の湿気を外へ逃がす(透湿性)機能を備えており、屋根下地の健康を保ち家を長持ちさせます。
カバー工法において、なぜ特に「粘着タイプ(粘着エコルーフ)」が圧倒的な威力を発揮するのでしょうか。理由は既存のスレート屋根という土台の特殊性にあります。
新築工事や葺き替え工事であれば、屋根の下地はまっさらでフラットな「木材(野地板)」です。しかし、カバー工法の場合は、固く経年劣化した「既存スレート瓦」の上に直接防水シートを敷くことになります。
硬いスレートの上からタッカー針を無理に打とうとしても、針が刺さらなかったり、曲がったり、スレート自体を余計に割ってしまう危険性があります。また、長年雨風に晒されてきた既存スレートの凹凸やわずかな歪みに対して、通常のシートでは浮きや隙間が生じやすくなってしまいます。
ここで裏面が全面粘着層になっている「粘着エコルーフ」を使用すると、凹凸のある既存スレートに隙間なく強力に密着・追従してくれます。
シート自体が下地と一体化するため、強風によるシートのめくれや破れを防ぎ、二重の防水壁(既存スレート+密着した粘着シート)として圧倒的な防水耐久性を発揮してくれるのです。
実際の現場の施工写真とともに、粘着エコルーフの敷設作業をご覧ください。
写真のように、ロール状になった粘着エコルーフの裏面の剥離紙を剥がしながら、既存スレートの上にシワなく転がして貼り伸ばしていきます。鮮やかなグリーンのシートが屋根全体をすっぽりと覆っていく様子が分かります。
シート同士の重ね代(繋ぎ目)もしっかりと粘着テープ効果で密着するため、風で捲れ上がる心配がありません。軒先(屋根の先端)から棟(頂上)に向かって順番に重ね幅を確保しながら貼り進め、屋根全体への敷設が完了しました。
この完璧な防水層を作った上で、最後に高耐候な金属屋根材をビスでしっかりと固定していきます。屋根材を固定するビスが粘着層を突き抜ける際も、粘着剤がビスの周囲に密着して締め付ける(セルフシーリング効果)ため、ビス穴からの雨水の侵入もしっかり防ぐことができる安心の構造になっています。
今回は名取市で行ったスレート屋根のカバー工事と、採用した「粘着エコルーフ」の特徴について解説しました。
屋根リフォームが完成すると、一番表面にある新しい屋根材(金属屋根など)ばかりに目が向きがちですが、実はお住まいを雨漏りから守っている一番の功労者は「下葺き材(ルーフィング)」です。
どれほど高価で上質な金属屋根材を使っても、下地のルーフィングが粗悪だったり施工方法が不適切だったりすれば、将来的な雨漏りリスクは高くなってしまいます。
・「カバー工法を検討しているけれど、雨漏りが心配」
・「見えない部分もしっかりこだわった安心の施工をしてほしい」名取市や仙台市近郊で屋根のカバー工法やメンテナンスをお考えの方は、ぜひ当店へご相談ください!屋根の専門家が現地調査を行い、お住まいの状態に合わせた最適な材料・施工方法をご提案いたします。お見積もり・ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。皆さまの安心で快適な住まいづくりを全力でサポートいたします!
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