2026.07.01
大崎市の冬に潜む盲点!なぜ雪解けの季節だけ「謎の水漏れ」が起きるのか? みなさん、こんにちは(^^)街の屋根やさん仙台北店の兵藤です!大崎市にお住まいの方から、冬から春先にかけてこのような特殊なご相談をいただくことがあります。 「台風やゲリラ豪雨のときは何ともないのに、なぜか雪が…
みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台北店の兵藤です!
本日は、仙台市太白区のお客様より「屋根の頂上部分が少し崩れているように見える」とのご相談をいただき、現地調査に伺った際の様子を詳しくレポートいたします。
調査したところ、屋根材は「セメント瓦」。屋根の最頂部である『棟(むね)』の並びに蛇行や浮きが見られ、一部が崩れ始めているという非常に危険な状態でした。同じようにセメント瓦の屋根にお住まいの方へ向けて、この状態が引き起こすリスクと、必要な「棟取り直し工事」について解説しますm(__)m
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今回調査したセメント瓦の屋根では、手前の鬼瓦から続く「丸瓦」のラインがガタガタと蛇行しており、瓦同士の継ぎ目に大きな隙間が生じていました。
セメント瓦自体は非常に頑丈で長持ちする建材ですが、瓦同士を固定している「漆喰(しっくい)」や「中の土(葺き土)」は、15年〜20年ほどで寿命を迎えます。長年の雨風や地震による微振動の蓄積によって、内部の漆喰や土がボロボロに崩れて外に流出してしまい、土台としての支えを失った棟瓦が自重や風に耐えきれずにズレてしまっているのが大きな原因です。
1.雨漏りの直撃(最優先で警戒が必要) 棟瓦に隙間ができると、雨水がダイレクトに屋根内部(防水シートや野地板)へ侵入します。すでに一部が崩れている場合、雨が降るたびに内部へ水が吸い込まれている可能性が極めて高いです。
2.地震や強風による「瓦の落下」 固定力が完全に低下しているため、台風の強風や大きめの地震が起きた際、瓦が地上や隣家、道路へ滑り落ちて二次災害を引き起こす危険性があります。
3.下地(野地板・垂木)の深刻な腐食 雨水を含んだ内部の木材が腐食すると、屋根全体が歪み、将来的な修理費用が劇的に跳ね上がってしまいます。
このような状態に対して行うのが、棟の「積み直し(取り直し)工事」です。崩れた部分だけを表面から部分補修しても根本的な解決にはならないため、一度解体して作り直します。
【基本的な工事の流れ】
1.既存の棟瓦の撤去・保管:頂上部の丸瓦などを傷つけないよう丁寧に一度取り外します。
2.古い漆喰・土の撤系:内部の劣化した土やちぎれた漆喰をきれいに取り除き、下地を清掃します。
3.シルガード(南蛮漆喰)の施工:現在は、防水性と強度に優れた「南蛮漆喰(シルガードなど)」を土台に用いるのが業界の主流です。これにより大幅に耐久性が向上します。
4.瓦の再設置(積み直し):保管していた瓦をまっすぐ美しく並べ直し、銅線等でガッチリと固定します。
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今回の現場のように、経年変化が進んだセメント瓦の工事では、棟だけではなく「屋根全体」の状況を見極めることが非常に重要です。
・屋根塗装の必要性(セメント瓦は防水性が命) セメント瓦(および洋瓦のモニエル瓦)は、瓦自体に防水性がありません。表面の塗膜によって防水性を持たせています。全体が色褪せ、コケが発生している状態は「塗膜が切れて瓦が水を吸っているサイン」です。棟の取り直しと同時に、「高圧洗浄+セメント瓦専用塗料」による全面塗装をセットで検討するのがお住まいを長持ちさせる秘訣です。
・モニエル瓦特有の「スラリー層」に注意 もしお住まいの瓦がモニエル瓦(乾式洋瓦)であった場合、表面に「スラリー層」という特殊な着色層があります。高圧洗浄でこの層を完全に落としきってから専用の下地材(プライマー)を塗らないと、せっかく塗装しても数年でペリペリと剥がれるトラブルが多発します。施工を依頼する際は、モニエル瓦の知識と実績が豊富な業者を選ぶ必要があります。
・「葺き替え」との比較も視野に セメント瓦の寿命は一般的に30年〜40年程度です。お住まいの築年数が30年前後の場合、棟の修理と塗装を施しても、あと何年持たせられるかというコストパフォーマンスの課題が出ます。将来のメンテナンスフリーを見据え、軽量で高耐久なガルバリウム鋼板(SGL)への「葺き替え工事」を選ぶケースも増えています。
| 工事内容 | 費用の目安 | 備考 |
| 棟取り直し工事のみ | 約15万 〜 30万円 | m単価:約1.5万〜2.5万円(段数による) |
| 足場架設費用 | 約15万 〜 25万円 | 屋根工事には安全上必須となります。 |
| 屋根塗装一式 | 約30万 〜 50万円 | 高圧洗浄、下塗り、上塗り2回 |
| 屋根葺き替え工事 | 約90万~200万円 | ガルバリウム鋼板 (SGL鋼板) |
屋根の上の異変は、地上からはなかなか見えにくく、発見が遅れがちです。「少し並びがズレている気がする」「漆喰の白い破片が庭に落ちてきた」といった初期症状を見逃さないことが、大切なお住まいを雨漏りから守る第一歩になります。
街の屋根やさん仙台北店では、資格を持った雨漏り診断士が、確実な屋根点検・現地調査を無料で行っております。決してお客様の不安を煽るような無理な営業はいたしません。瓦の劣化状況やこれからのライフプランに合わせて、最適な補修プランをご提案いたしますm(__)m
仙台市太白区をはじめ、地域の皆様からのご相談を心よりお待ちしております。屋根に少しでも不安を感じたら、瓦が完全に滑落してしまう前に、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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