2026.07.20
【七ヶ浜町 外れかけた軒天の見地調査を実施】 みなさん、こんにちは(^^)/街の屋根やさん仙台北店の兵藤です! 先日、七ヶ浜町のお客様より「軒天(のきてん:屋根の裏側にある天井部分)が外れて隙間が空いてしまっている」というお問合せをいただき、さっそく現地調査に伺いました。 一見す…
みなさんこんにちは(^^)街の屋根やさん仙台北店の兵藤です!
住まいのメンテナンスと聞くと、多くの人が「外壁のひび割れ」や「屋根材のズレ」を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし実は、それらと同じくらい重要で、放置すると雨漏りに直結しやすいアキレス腱とも言える場所があります。それが屋根の先端部分にある「破風板(はふいた)」です。
先日、仙台市泉区にお住まいのお客様から「屋根の端にある板が、まるでクッキーのようにポロポロと崩れて落ちてくる。一度見てほしい」とのSOSをいただき、さっそく現地へ駆けつけました!
今回はそのリアルな現地調査の模様をお届けしながら、なぜ破風板がこれほどまでに傷んでしまうのかという致命的な原因と、プロが絶対に勧めないNG補修、そして住まいを長持ちさせる最善の解決策をわかりやすく解説します!
《破風(はふ)とは?屋根を守る破風板の役割からメンテナンスの時期までプロが解説!》
今回調査したお宅の破風板には、現代の住宅で広く採用されている「窯業(ようぎょう)系」の建材が使われていました。セメントを主原料に繊維質を混ぜて固めた、非常に頑丈な素材です。
しかし、実際に屋根に上り間近で確認してみると、事態は一刻を争うレベルでした(>_<)
単に「表面の塗装が剥げている」という初期症状ではありません。破風板の素材そのものが限界まで雨水を吸い込んでしまい、内側からの圧力によって形を保てなくなり、ボロボロに崩落(爆裂)している状態だったのです。
「たかが屋根の端の板でしょ?」と侮るなかれ、これは住まい全体へ雨水が侵入し始めている「危険な末期サイン」なのです。
これほどまでに建材が激しく傷んでしまった背景には、この場所特有の「水の逃げ道のなさ」と、東北・仙台ならではの「冬の気候」が深く関係しています。
今回、特に劣化が激しかったのは、雨水を集める「集水器(マス)」や、雨樋が曲がるコーナー部分のちょうど真裏にあたる場所でした。 落ち葉やゴミなどが雨樋に詰まると、大雨の際に水が溢れ出します(オーバーフロー)。さらに、風を伴う激しい雨のときには、雨水が雨樋の裏側を伝って、通常では想定していない破風板の隙間や裏側へと容赦なく回り込んでしまうのです。
窯業系の破風板は、その大部分がセメント成分でできています。新築時や前回の塗装直後は、表面の塗膜がしっかりと雨水を弾いてくれますが、経年劣化によって塗装の寿命が切れると、雨が降るたびに水分をスポンジのように奥まで吸い込んでしまうようになります。
特に厄介なのが、仙台特有の冬場の寒さです。 「夜の間に、破風板の内部に染み込んだ水分がガチガチに凍って膨張する(体積が大きくなる) ➔ 昼間に太陽の光が当たって溶ける」というメカニズムが、冬の間毎日交互に繰り返されます。
この内部から押し出される凄まじい膨張圧力によって、素材自体の結合が内側からベリベリと破壊され、最終的にクッキーが粉々になるように崩れてしまうのです。これが、寒冷地ならではの恐ろしい現象である「凍害(爆裂)」の正体です。
お客様からよく「悪くなっている部分だけ切り取って交換したり、パテで埋めてペンキを塗れば安く済むのでは?」というご質問をいただきます。 出費を抑えたいというお気持ちは痛いほど分かりますが、ここまで素材自体が脆くなっている場合、その場しのぎの塗装や部分修繕は絶対に不可能です。無理に直そうとしても、すぐに以下のようなトラブルを引き起こします。
数年(早ければ次の冬)で再びベリベリ剥がれる 基材(素材自体)がすでに湿気を含んでボロボロになっているため、どれだけ強力なパテを詰めても全く密着しません。直した場所のすぐ隣から、また新たな崩壊が始まってしまいます。
「新しい継ぎ目」が雨漏りのリスクを増やす 傷んだ部分だけを部分的にカットして新しい板をはめ込もうとすると、古い板との間に必ず「継ぎ目(目地)」が生まれます。そこをコーキングで塞いだとしても、雨風がダイレクトに吹き付ける破風板において、継ぎ目が増えること自体が将来の雨漏りリスクを自ら高める原因になってしまうのです。
足場代が何度もかかって結果的に大損する 高所作業となる破風板のリフォームには、ほぼ確実に「足場工事」が必要です。その場しのぎの応急処置をして、数年後に「また隣がダメになったから足場を組んで再修理……」となるくらいなら、一度の足場で一面を一気に直してしまった方が、トータルの出費は圧倒的に安く抑えられます。
では、お家を一番長持ちさせ、かつ経済的に直すにはどうすればいいのでしょうか? 今回のようなケースで最もコストパフォーマンスが高く、ベストな選択肢となるのが、耐久性に優れた金属シートで破風板を完全に包み込む「ガルバリウム鋼板(板金)カバー工法」です。
幸いにも内部の木下地(骨組み)まで腐り落ちていない段階であれば、既存の破風板の上から、お家の形状に合わせて現場で加工したガルバリウム鋼板をすっぽりと被せることができます。
金属製なので、今後は雨樋からどれだけ水が溢れても水分を吸い込む心配は一切ありません!当然、冬場の凍害リスクもゼロになり、お家全体の防水性能が劇的に向上します。 見た目もシャープで新築のようによみがえり、これからのメンテナンス費用を大幅に削減できるため、長い目で見ても一番おトクな工事ですm(__)m
破風板のすぐ下には、白くて穴の空いた天井パネル「軒天(のきてん)」があります。 もし破風板の劣化を放置して内部に水が回り、この軒天まで腐って天井が落ちてしまうと、修理費用は一気に跳ね上がってしまいます(>_<)
・「最近、雨樋のあたりから水がポタポタ漏れる音がする」
・「下から見上げたとき、屋根の端がなんとなく黒ずんでいる気がする」
街の屋根やさん仙台北店には、経験豊富な「雨漏り診断士」が在籍しています。大切なお住まいの状態を徹底的に調査した上で、決して無理な営業はせず、本当に必要な工事だけを分かりやすくご提案いたします。
仙台市泉区をはじめ、宮城県全域での点検・お見積もりは完全無料で承っております。小さなお悩みでも大歓迎ですので、いつでもお気軽にご相談くださいね!
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